エコポイント交換申請制度@活用
5月15日から本格的にスタートしたエコポイントですが、この施行の背景には様々な思惑が見られます。エコポイントの制度は、デメリット大きい制度ではありませんので、機会があれば利用してみることを、まずは先にお勧めしておきます。
地球温暖化が問題視されている今、その要因となっているCO2削減が世界でも日本でも課題となっています。京都で行なわれた会議では、2012年までに6%の温室ガスを削減することが約されましたが、これに大きく貢献できるであろうと期待されているのが、それぞれ電化製品です。
省エネに優れた効果を発揮する電化製品の普及によって見込まれるCO2の削減率は高く、その購入意欲を消費者に促すために導入されたのが、エコポイント制度なのです。エコポイントとは正式にはエコ・アクション・ポイントといい、エコに効果的な商品を購入するといった行動を奨励するといった意味合いが持たれています。
エコポイントのお得感が広がれば、省エネ商品の購入へ繋がり約束したCO2削減が可能となり、さらには低迷し続けている経済効果にも期待できると考えられているのです。
エコポイントが貰える商品には条件が付けられていますが、家電量販店などでは分かりやすいように掲示されていますし、リサイクルによってもポイントが加算されるので消費者には有難いことがたくさんあります。
溜まったエコポイントも様々な商品やサービスに交換できるので、地球にも家計にも助かるこの制度を利用されることもお勧めできるでしょう。
エコポイントがスタートして、早くも消費拡大効果が現れているようです。エコポイント開始前に買い控えをしていた人も多かったこともあり、スタートしたとたんにグリーン家電の売り上げが伸びる「エコポイント特需」が見られるようになっています。
エコポイントにプラスして、自社のオリジナルポイントサービスをパワーアップさせたという量販店も少なくありません。エコポイントの効果と相まって、消費はますます拡大しているという現象が起きています。
エコポイントには、今のところ高額、高機能の商品にポイントが多く付くようになっているという特徴があります。そのため、消費者の側もポイントがたくさん貯まる商品を選ぶ傾向が強くなっています。
エコポイントによる消費拡大効果は、数字からもはっきりわかります。一つの家電量販店を例にすると、エコポイントが始まってからの3日間で、地デジ対応のテレビが前年の同時期と比較して、売り上げがおよそ50%増え、エアコンもおよそ20%増という結果が出ています。特にテレビは、比較的高額なものが選ばれる傾向にあります。エコポイントの導入には、地デジ対応の推進という背景もありますが、地デジ対応テレビへの買い換えを機会に、多少高額なテレビを選ぶ人が多いということでしょう。
エコポイントは、様々な効果を期待した、画期的な施策です。利用することで損をする人はいませんので、購買促進と、環境問題の改善に貢献するつもりで、お得なエコポイントをたくさん利用すると良いでしょう。
エコポイントの制度は、急に始まったというものではありません。事前にモデル事業を通して、エコポイントの普及を環境省が推し進めていました。多くの人が、エコ、省エネといったものに関心を持つようになり、地球の温暖化防止のために何かをしようという流れが強まっている中で、モデル事業の活動は重要なものとなっています。
エコポイントのモデル事業として、20年度には地域型のモデル事業が9件、全国型では3件の事業が実践されました。地域型のモデル事業のほうは非営利法人による活動が多く、水道や電気の使用量削減、リサイクル製品を使う、エコポイントの対象になる省エネ家電の導入などが行われました。全国型のほうは、流通・イベント業界、自動車業界、家電業界といった多様な業種の企業が参加し、鉄道、通販、家電の方面でのエコ活動が進められました。
エコポイントのモデル事業には、身近な、生活の中でも実践しやすいものもありました。食品などの資源を無駄遣いしない、エコバッグを使うといった活動も含まれています。
エコポイントがより良いものとなるように、モデル事業は21年度も行われます。制度の改良が加えられていけば、エコポイントは地球環境の保護に多いに役立つと期待されています。
営利団体がエコポイントを導入するようになり、今後活性化されることは予想にたやすいことです。消費者が、気軽にエコポイントを取得でき、購買意欲に火がつきます。購買意欲に火がついたとしても、環境問題に優しい商品にエコポイントが付与されますので、環境にダメージはありません。
エコポイントを利用して、良い環境作りに貢献しましょう。